東京税理士会日野支部

ふとしたきっかけで原稿を書くことになりましたが、よくよく考えてみると、「なんとなく」の休日が、「なんとなく」思い出になるというループになっておりました。

というわけで、「なんとなく」の思い出をダウンロードしているわけで、売れっ子作家でもないのに原稿提出目標日をオーバーしてしまったわけであります。

ここでダウンロードが完了したので本編に入ります。私が最近印象に残っているのは夏休みを利用して実家のある青森へ帰ったときです。ところが、ようやく本題に入った本稿でしたが、なんと、横道、否、前置きにズレていきます。

１８歳で上京するまで、青森の観光地を意識したことがありませんでした。結婚して、子供ができて、都度、実家に帰るたびに青森の観光地を新しく行ってみたり、行きなおしてみたり、そうすると青森っていいところじゃないかと思うわけです。

　ここで本題に戻ります。先日の夏休みは竜飛岬に事前調査なしで行ってまいりました。計画性のない行動は「私の人生と似ている」ということは脇に置いておきますが、津軽半島を上に登って行くたび、海の色が青くなっていく、これは最高の景色でした。南の海じゃなくてもこんなに青い海があるんだなと改めて青森の素晴らしさを実感しました。かなり激しい山道＆ジグザグ道の苦労も忘れてその景色に…。

　子供達は親が感動している景色に興味を示しておりませんでしたが、竜飛岬近辺の岩場で遊ばせたときに喜んでくれました。その青い海に、否、「やどかり」や「かに」が大量にいたことに、普段は接する機会が少ないぶん楽しかったようです。事実、空腹をこらえ切れなくなるまで遊んでいました。

　さあ、計画では昼飯を食って竜飛岬に行くというシナリオでしたが、そこは計画性のない家族の見本である我が家、あんなに苦労して辿り着いた竜飛岬、数百メートル先まで歩けば存在する竜飛岬、絶景であろう竜飛岬を無視して温泉に向かったのです。

ただし、それも素晴らしい思い出になっておりますという、計画を無視したドライブを報告、否、税理士の休日を報告させていただきました。