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税理士の休日

ぶどう狩り

2012.10.02

岡安俊幸

先日、山梨の勝沼にぶどう狩りに出かけた。

八王子ICから車で1時間程で着く勝沼は、言わずと知れたぶどうとワインの産地であ
る。勝沼ICに近づくにつれてぶどう畑が多くなり、ICを降りると辺り一面ぶどう畑の
景色が広がっていた。ぶどう園も多く存在し、本当にぶどうの町だなと実感した。

いくつかあったぶどう園の中で、何となくおいしそうなぶどう園(根拠は全くないが・・・)
を選び、そこでぶどう狩りをすることにした。
ぶどう狩りのシステムはとてもシンプルで、時間無制限の食べ放題、つまり、お腹がぶ
どうで一杯になったらそこでおしまいというものである。

食べ放題のぶどうの種類は巨峰やピオーネ等数種類あり、まさしくぶどう祭りの様相を
呈していた。

私は、「食べ放題」と聞くと、その開放感に満ち溢れたフレーズに心躍る性格なので、意
気揚々とぶどう畑に乗り込んでいった。
しかも、驚くべきことに、食べ放題の対象となっているぶどうの中に「種なし、皮ごと
食べれます」という表示があるではないか!
種なしぶどうだけでも豪華なのに、その上、皮ごと食べれて、しかも食べ放題だなんて・・・。
皮をむいて種を出すというぶどうの欠点に日頃悩まされている自分は、その欠点が全て
解決され、なおかつ、それが食べ放題であることに一人で勝手に感動してしまった。

しかし、ぶどうというものは想像以上にそんなに多く食べれるものではなく、あえなく
30分程して口の中が皮でアクっぽくなり、私のぶどう祭りは終了したのであった。
30分で終了してしまった敗因はぶどうの皮を食べ過ぎたことである。やはりぶどうの
皮はしっかりむいて食べるべきであると反省した。

帰りは、山梨の定番のお土産「信玄餅」を購入して、皆で車で食べたのだが、そのうち一人の友人が信玄餅の黄粉を吹き散らかして私の愛車のシートを黄色くしたことは言うまでもない。