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税理士の休日

お伊勢参り

2012.08.24

島田英行

赤福氷

 

去る7月の下旬、2泊3日の日程で念願の伊勢神宮へ行ってきた。伊勢神宮は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の内宮(ないくう)と豊受大御神(とようけおおみかみ)の外宮(げくう)からなり、両方をしっかり参拝するには丸一日を要すると事前情報でつかんでいたため、中日一日を使って参拝することにした。
 順序としては、まず外宮からお参りした後、内宮へ向かうということなので当然これに従い参拝した。
 天照大御神は、皇室の御祖神であり、わが国で最も貴く、国家の最高神とされている。また、豊受大御神は衣食住をはじめ、すべての産業の守り神としてあがめられている。
 まず外宮であるが、近鉄伊勢市駅からすぐ参道に入り、参道の土産物屋を物色しながら第一鳥居を目指した。そして正宮から参拝し、3つの別宮を参り、続けてバスで内宮へと向かう。
 内宮へ行く前に、ここにはもう一か所有名な神社がある。猿田彦神社である。
 猿田彦神社は、開運、みちひらきの神様としてあがめられており、全国から多くの方が参拝に訪れるそうである。当然私も、開運のお導きを頂くべく、参拝した。
 さて、本命の内宮である、と行きたいところだが、その前に行っておかなくはならない場所がある。おかげ横丁である。ここで、神様よりも食い気に走ってしまったのである・・・。その土地の名物を食すのもまた旅の良いところである、と自分に言い聞かせて、まず伊勢うどんを食べる。出発する前に、情報誌等で伊勢うどんについて予習はして行ったのだが、実際食べてみると、甘めのたまり醤油に、全くコシのないうどんという独特のもので、味はというと・・・。(コメントは控えよう。)
 しょっぱいものを食べると、甘いものがほしくなるのが人間の性である。伊勢と言えば、そう赤福である。しかもこのおかげ横丁には赤福氷という、夏季限定の赤福餅が入ったかき氷があるのだ。シロップは抹茶味で、何とも言えないおいしさであった。(おかわりすればよかった。)
 食レポはこのくらいにして、いよいよ内宮である。入口の大鳥居に立った瞬間、雷雨の洗礼を受けつつ、正宮、別宮を目指しひたすら歩いた。びしょ濡れになりながら、全ての宮を参拝し、そろそろ宿に戻ろうとバス停に着いた瞬間、雨がやむという、神様のいたずらかと思わせるような状況であった。(天照大御神は女性だから私と嫁との仲にやきもちを焼いたか・・・?)
 とにもかくにも、無事お伊勢参りが終了したわけだが、次は出雲大社だなと思いながら帰路についたのであった。