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税理士の休日

パンチセット その後

2012.06.25

山下雅裕

パンチセット!! その後日談

 
前回の納得いかない体験からちょうど1ヶ月が経った頃、またもや無性にパンチセットが食べたくなったのでリベンジを兼ね、先日のお店に再チャレンジを図ってみました。
 
お昼時の混雑が始まっているさなか、自動ドアを開いて店内に入って見ると、あの自信満々な店員さんが脇目も振らずに働いている姿が目に入ってきます。
「あ・・・、まだ頑張っているんだ」これが素直な感想でした。
 
オーダーを取りに来た店員さんは違う人だったのだけれど、いつもの様に「パンチセット、温かいおそば、納豆付きで・・。」と恐る恐る注文を入れ、届いたセットを見てみると“モツ煮込み、タヌキそば、漬物2キレ、納豆、温かいご飯”と本来あるべきメニュー内容に戻っています。
 
味については元々全くの文句のつけようが無いので食事を楽しんだ後、二人分の合計額が1530円なのでお釣りの出ないように千円札一枚、500円玉1枚、10円玉3枚を手に握りしめてレジに並ぶとレジ打ちはあの自信満々な店員さんが担当していました。
 
前回のことを今更言ってもカッコ悪いのでそこはスマートに伝票を渡して精算しようとすると店員さんが「ご一緒で宜しいですか?会計は合計で1770円になります」と言ってきます。こちらもこの程度の暗算は電卓が無くても自信はあるので、あからさまに「ぅえっ?」と不信感を露にすると3秒ほど経過して「すみません。間違えました。1530円です。」と今回は素直に訂正してくれました。こちらも「でしょ・・。」と握っていた1530円をカウンターに置いたならば「ありがとうございました。500円のお返しです。」
と僕にレシートと500円玉を手渡してきます。こちらはもう面倒くさくなって「いいの?貰っちゃうからね!」と、しまう素振りを見せるとまた3秒くらい経って「すみません。お釣りは無いです。」と結局500円玉を回収していきました。
 
「なるほど、こう云う事か。結局、僕が勝手に自信満々と思っていただけで実はいっぱいいっぱいの店員さんだったんだ。確かによく見ると目が泳いでいるなぁ」
 
これが今回の顛末です。ようやく会計を終えて店外に出る時に厨房に目を移すと、そこには見るからにベテランな店員さんがすごく怖い顔でレジを睨んでいたのが印象的でした。
 
果たしてあのいっぱいいっぱいな店員さんは次回行くとき在籍しているでしょうか・・・。